情報定期便
当事務所では、情報定期便として、全部お読みいただいても60秒!知って得する情報定期便”ミニかわら版”と税に関するトピックをコンパクトにわかりやすく解説!した”3分間税ミナール”をそれぞれ月2回発行します。
ミニかわら版最新号はこちらです
NISAの累計買付額、3月末時点で約41兆円に増加
金融庁が公表しました「NISA口座の利用状況調査」結果によりますと、令和6年3月末時点のNISAの累計買付額が昨年12月末時点から3ヵ月で17.4%増の約41兆6044億円になり、NISA口座数は8.7%増の約2323万口座にのぼったことが明らかになりました。この伸びの背景には、今年1月から始まった新NISA制度をきっかけに、預貯金を投資に振り向ける動きが広がってきたことがあるとみられています。
新制度は、制度を恒久化するとともに、運用益の非課税投資期間も無期限となりました。NISAの年間の投資枠を、投資信託を毎月積み立てる「つみたて型」については改正前の40万円の3倍の120万円に、また、国内外の上場株に幅広く投資できる一般NISAの機能を引き継いだ「成長投資枠」は同120万円の2倍の240万円にそれぞれ拡大されました。合計で年360万円の投資枠を設け、家計の金融資産が貯蓄から投資へとシフトする流れを促します。
金融庁によりますと、3月末時点の新NISAの買付額は、「成長投資枠」が約5兆1355億円、「つみたて投資枠」が約1兆436億円の合計約6兆1791億円でした。NISA口座全体における商品別の買付額の割合をみますと、「投資信託」が56.7%を占めて、「上場株式」(40.2%)を上回りました。また、年代別にみますと、「50歳代」が20.5%、「40歳代」20.0%、「60歳代」18.9%、「30歳代」16.0%と幅広い年齢層に買い付けられています。
「成長投資枠」のみで商品買付額の割合をみますと、「上場株式」が48.4%と「投資信託」(48.0%)をわずかに上回ります。年代別では、「60歳代」(20.5%)、「50歳代」(20.4%)、「40歳代」(18.8%)、「70歳代」(16.0%)の順でした。また、「つみたて投資枠」のみでの商品買付額別では、「インデックス投信」が89.96%など投資信託がほとんどを占めます。年代別では、「40歳代」(25.8%)、「30歳代」(25.7%)、「50歳代」(21.2%)、「20歳代」(12.1%)の順でした。
*詳細はこちらからご確認いただけます。「NISA口座の利用状況に関する調査結果の公表について(金融庁)」令和6年6月12日 https://www.fsa.go.jp/policy/nisa/20240612.html
ミニかわら版バックナンバー
をクリックしていただきますとPDFファイルをご覧になれます。
PDFファイルを開くには、Adobe社のAcrobat Readerが必要です。
下部のGet Acrobat Readerをクリックすると無償ダウンロードできます。
3分間税ミナールバックナンバー
をクリックしていただきますとPDFファイルをご覧になれます。
PDFファイルを開くには、Adobe社のAcrobat Readerが必要です。
下部のGet Acrobat Readerをクリックすると無償ダウンロードできます。
注)ミニかわら版・3分間税ミナールは発行日現在の法令・通達等に拠って作成しております。
当ファイルを使用した結果等についてはいかなる責任も負いませんのでその点をご了承いただける場合のみダウンロードして使用してください。